2009年 04月 14日
PLACES IN THE HEART |
出演: サリー・フィールド
監督: ロバート・ベントン
舞台は1930年代のテキサス。
夫を事故で失ったエドナは子供を育てることしかわからない女だった。
育ち盛りの二人の子供と銀行からの借金が残され、彼女は家族の離散、家庭の危機に直面する。・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
042 プレイス・イン・ザ・ハート
タイトルだけを見て、なんとなく ぴぴっ と来て、録画しておいたものを観たのでした。
心から出逢えてよかったと思える作品です。
物語のプロローグ。
何気ない普通の日々からの衝撃の展開。
ここで私は、まるでデ・ジャ・ヴュのような感覚に襲われました。
そう、実は何年も前に一度観たことのある作品でした。
一緒に観ていた息子も、同時に思い出し、
「あ、これ観たことあるね」と。
そう、前回も一緒に観ていたのでした。
でも、やっぱり私の記憶力はとんでもなく・・・
ストーリーを1/3くらいしか覚えていない・・・ --;
と、まぁ そんなことはおいといて。
彼女の生きてゆく姿にすっかり惹き込まれて
どんどん物語の先を先を知りたくて
固唾をのんで観てしまいます。
どこかメグ・ライアンを彷彿とさせる愛くるしいサリー・フィールド。
ただのかわいい奥さんだった彼女が
家族を守るために、力強く生きる姿。
すべてを損なってしまうほどの悲しみに遭いながらも
人を信じ、許そうと歩んでゆく。
運を逃さないと信じる力。
なんという力。
強いなんていう言葉は陳腐すぎるかもしれない。
哀しいラストの後に、穏やかに静かに流れるエンディングのシーン。
それはこの作品のテーマなのだと、後になって思い知る。
そして涙。。。
許すということのあまりの難しさ
つらく 苦しく 遠い道のり
それは、永遠にその日は来ないと思えることさえ
許すということの難しさ
尊さ 美しさ やさしさ
by childrenmammy
| 2009-04-14 14:25
| 映画