2011年 02月 12日
秘密 |
出演: 広末涼子 小林薫 岸本加世子 徳井優
監督: 滝田洋二郎
東野圭吾の原作を、『おくりびと』のプロデューサー・監督コンビが映画化した珠玉のラブ・ファンタジー。
広末涼子が、体は娘で心は母という難役に挑戦。
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022 秘密
初めて出逢った東野圭吾の小説が、たしか「秘密」だったと思う。
切ない運命に号泣したのでした。
そしてその後、映画化され、それがDVD化された際に観賞。
その後、テレビドラマ化され、こちらも毎回楽しみに観ていました。
何年かぶりにこの度、映画版を再度鑑賞。
映画版の方が私は好きだなぁ。
ドラマ版の方は、重くてシリアスに過ぎたし、
意味を含ませすぎたり、謎めかせ過ぎ。
毎回もやもやじりじりしたものでした。
何度か涙したし、ラストの怖さがはんぱなかったけど・・・
それに対して、この映画版。
シンプルでコミカル。
分かりやすくて、より哀しみが際立つ気がしました。
藻奈美(藻奈美であって藻奈美でない・・・)の最後の選択の意味が、
こうするよりほかなかったのだと
とてもすんなりと納得できる。
軽妙な小林薫の演技も、広末の瑞々しい演技もよかったです。
エンドロール、竹内まりやの「天使のため息」がこれまた素敵。
by childrenmammy
| 2011-02-12 23:30
| 映画