2011年 02月 12日
おとうと |
出演: 吉永小百合 笑福亭鶴瓶 蒼井優 加瀬亮
監督: 山田洋次
(「キネマ旬報社」データベースより)
名匠・山田洋次監督が吉永小百合と笑福亭鶴瓶主演で描いた感動の家族ドラマ。
東京で薬局を営む吟子は、女手ひとつで育ててきた娘・小春の結婚式を控え幸せな日々を送っていたが、
音信不通だった弟・鉄郎が突然帰郷したことから騒動が巻き起こる。
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023 おとうと
山田監督の作品は、やっぱりべたなのだけれど、
落ち着いて観られるなんていうかステレオタイプなオーソドックスな日本の心。
この気持ちは知っている的な
なぞりながら涙してしまう物語。
それにしてもいますね。
厄介なおじさんて。
親戚にいなかったなら、近所とか、親の友人とか・・・
子供時代、どれだけそんな大人を見たことか・・・ ^^;
お酒っておそろしい・・・と子ども心に思ったものでした。
私の故郷では、酔っ払いのことを「酔いたんぼ」と呼ぶのですが、
まさに弟役の鶴瓶の披露宴での失態はそれ。
あぁぁ・・・・・ おまがっ
どんなにダメな弟でも、かばい、世話を焼き、後始末をする姉。
胸がもやもやするけど、そうだよね、そうするよね・・・と苦笑い。
ラスト、泣かずに観ろという方が無理なのだけど、
血のつながりとはそういうことなのだと
ずしりとくる。
考えてみると、吉永小百合の演技って、初めて観たかも。
これはわざとこんな風に台詞まわしをしているのかなぁ?
こんな演技なの?と、ちょっと驚く。(一本調子なのです)
それに対して、まわりの演技力すごし。
特に!
加瀬くんの演技には、うなってしまいました。
素晴らしい!!!!!
by childrenmammy
| 2011-02-12 23:40
| 映画