2011年 11月 04日
スライディング・ドア |
出演: グウィネス・パルトロウ
監督: ピーター・ホーウィット
(「キネマ旬報社」データベースより)
ある日、ヘレンは遅刻を理由に会社をクビになってしまう。落ちこむヘレンは帰りの電車に乗り込もうとするが…。
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069 SLIDING DOORS
この作品が公開された当時、
「観たい!」と思った記憶はあるのだけど、
今回見るにあたって、まったくストーリーを覚えていなかったので
おそらく観ていなかったのだと思われ。
始まってすぐ、なんて面白いドラマの描き方!
と、わくわくする。
地下鉄のドアが閉まる瞬間に、間に合うか・間に合わなかったか
その二つの if の物語が、同時進行で進んでゆく。
下手をするとこんがらがって分からなくなりそうだけれど、
この作品の演出は素晴らしかった。
ぐいぐいと引き込まれる。
タイムスリップ物で、タイムパラドックスが起こらないように
同じ時間に同じ人物は存在できないという暗黙の了解があるけれども、
そのスタイルが使われているからかも。
絶妙。
ともあれ。
とてもはまりこんでしまいました。
グウィネス・パルトロウって、あまりいいと思った作品が記憶にないのだけれど、
(「セブン」…最悪だった…)
この役の彼女はすごくいい。
とてもとてもきれい。
そしてキュート!
ばっさりと髪を切ってからのブロンドの彼女。
かわいいなぁぁ
そしてあんなにちっちゃなTシャツを、あんなにおしゃれに着こなせるなんて。
すごかりし。
それにしても。
ラストが近づいて、涙・涙…
そんなことって…
もうこれ以上泣きたくないと思うほど悲しい経験を
一度でもした人なら
涙なしでは見られないはず。
悲しいだけの物語では、決してないのだけれど…
時として人は、どうしようもなく人を傷つけてしまうのだなぁ
そしてそれを救うことができるのも
また、人なのだなぁ
by childrenmammy
| 2011-11-04 13:49
| 映画