2008年 06月 12日
はぴばーすでー |
好きな人できたら
最初は逃げるものよ
そう教わった
ママの恋の手ほどき
恋は魔法つかい
つえを振るだけで
ただの女の子が
ガラスのプリンセス
いちご畑でつかまえて
words by Takashi Matsumoto
そんなおしゃれなこと 教えられるすべもない母ですが。 ^^;
さて、先日娘も16歳になりました。
思えば15のあなたは、たいへんだったねぇ。
自分でも自分を持て余すほどの
嵐のような時期だったのでは。
(思春期とはホルモンバランスが常にジェットコースターのように乱れるのだそう
そのせいで、精神的にも不安定になり、反抗したりするのは当たり前なのだそう。。。)
毎日 学校にお化粧をしてゆくあなたを見ていると
私は「よしもとばなな」のあの小説の男の子を思い出したよ。
死んだ恋人のセーラー服を、がんこに着続けながら登校する男の子。
どんなに噂になっても、変人に見られても。
どれだけ会話を重ねても どれだけ真剣に対話しても
あなたは決して自分のやり方を変えようとしなかった。
担任を困らせて 居残りで説教されて
何度も何度も叱られて
最後の砦の父親との会話の夜
私は驚いたよ。
あなたがお化粧をしないと登校できなかった理由。
・・・強い自分になれるから
・・・・自分が変われるから
・・・・・化粧なしでは学校へ行けない と
生意気で偉そうで 決して怖いものなどないようにさえ見えた
あなたが何をそんなに怖がっていたのか
私は驚いたんだよ。
いま 彼女は、そんなことあったっけ みたいな顔で
元気に学校へゆく。
ふつうの少女らしい笑顔で 元気に出かけてゆく。
あたり前の朝。
「もう みんな誰がかっこいいとか、好きだとか
そういうことばっかりで やんなる。めんどくさい。」
「彼氏とかそういうの、もう一生必要ない。いらない。めんどくさい。」
そんな風に言って、兄よりも男っぽいくらいの
そんな日常。
さてさて、これもこれで・・・?
いま 彼女は部活動に夢中。
少しでも上手くなりたい!!! と、そのことで頭がいっぱい。
帰宅してからも あれこれ体操をしてみたり
今日のおさらいをしたり。
もうすぐ大会と体育祭での発表が待ってる。
目を輝かせながら ご飯をもりもり食べながら
もどかしいみたいに話してくれる学校でのこと。
ママはうれしいよ。
がんばれ。一度しかない16歳。
そうそう、ママは16のとき、もう恋してたよ。
あなたのお父ちゃんに。。。
耳たこか!
by childrenmammy
| 2008-06-12 22:45
| children