2010年 05月 02日
稚内への旅 稚内を知るの巻 |
市街地を一望する小高い場所にある稚内公園。
陽射しは暖かだけれど、風がとても強いのでした。
昭和38年(1963)建立の氷雪の門。
(樺太島民慰霊塔)
彫刻家 本郷新(ほんごうしん)の手によるもの。
まがりくねった樹木の枝が風の強さを物語る。
世界の各都市の方向と距離を表した石碑。
南極観測犬の訓練地であった稚内公園。
日本初の南極観測に貢献したタロとジロもこの地で訓練を受けたのですね。
南極観測樺太犬訓練記念碑の後ろに見える高いタワーは、
開基百年記念塔。
訪れてみました。
市内を一望する展望台からの眺めは圧巻。
(海抜240mだそう)
背筋もおなかも胸の中までも、ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
ひゅるる~~~~~
JR稚内駅方面 全日空ホテルが一番高い建物かな
昨日訪れた副港市場方面
かすかに白く利尻富士と海が見えます
今日はかすんで見えないけれど、視界が良ければ樺太が見えるそう。
そんなに近い場所なんだ。。。
開基百年記念塔の1・2階には、北方記念館があり、
間宮林蔵に関する資料や樺太関係の資料が展示されています。
その充実した資料の内容の濃さや量、展示方法に
私は、いつのまにか引き込まれてしまい
ひとつひとつ じっくりと見入っていました。
今回、一緒に来られなかった息子は、
きっととても興味深い世界のはず。
展示のそばに丁寧に持ち帰るための資料が用意されており、
それを頂いてきました。
(帰宅後、息子も私も熟読しました)
何気なく訪れたこの場所でした。
これまで私は、稚内についても、樺太についても、
ましてや間宮林蔵や伊能忠敬に関しても、
興味を特別抱くこともなく暮らしていました。
ですが今回、稚内と樺太の歴史や関係、
先人達が築いたものと人々の暮らし、
間宮林蔵と伊能忠敬の成しえた偉業、
それらを少しでも知ることができて
感慨深いものがありました。
知ることって 楽しい。
知らないって もったいない。
なんてな。。。
稚内を訪れるなら ぜひお勧めしたい場所です。
稚内市は、北を宗谷海峡、東はオホーツク海、西は日本海に面し、
宗谷岬から43km北にサハリンを望む国境の街。
稚内の地名はアイヌ語のヤム・ワッカ・ナイ(冷たい水の川)からきています。
by childrenmammy
| 2010-05-02 23:08
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