2010年 07月 22日
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary |
Venetia Stanley-Smith (著)
梶山 正 (翻訳)
約30年前にイギリスの貴族社会を飛び出してきた著者は、
今京都・大原の豊かな自然の中にある築100年の古民家に暮らしています。
家のまわりには、幼い頃から憧れていたコテージガーデンを造り、200種類以上のハーブを育て、
手作りライフを楽しんでいます。
自ら育てたハーブを使って作るのは、料理からスキンケア、石けん、防虫剤、風邪薬など、
生活に必要なありとあらゆるもの。
本書は、著者が自分のオリジナル・レシピ約110点を初めて公開し一冊の本にまとめたものです。
そして、大原での暮らしと四季折々の美しい風景写真を紹介し、田舎暮らしの楽しみや、
イギリスの屋敷で暮らしていた日々の想い出をエッセイに綴りました。
どうやら私には、大好きなら大好きなほど、
それについて語れなくなってしまう
という変な癖があるよう。
もう何年もこの場所にいろんなことを綴ってきたけれど
そういう理由で、ここに語っていないことや記していないことがいくつもある。
ベニシアさんのこともそう。
ほんとうに大好きなひとなのだけれど
何から語ったらいいのか分からない。
ベニシアさんとの出逢いは、NHKの番組。
新聞のテレビ欄で新しく始まる番組を見つけ、
そのタイトルに心惹かれて録画して観たのが始まりでした。
2009年 春。。。
きっと きっと 私の好きな世界に違いない
「猫のしっぽ カエルの手」
思った通り
それは ほんとうに大好きな世界がそこにあって
ひとつひとつの回が放送される度、
大切にゆっくりと味わうように
その世界に浸っています。
テーマも 映像も 音楽も
ナレーションも
速度も
なにもかもが素晴らしい
懐かしく あたたかく
心がゆっくりとほぐされてゆく
そんな私にとって、この本は素敵な贈り物のよう。
by childrenmammy
| 2010-07-22 23:38
| BOOK