2011年 04月 21日
きいろいゾウ |
西 加奈子 (著)
(「MARC」データベースより)
その昔。少女は、病室できいろいゾウと出会った。青年は、飛ばない鳥を背中に刻んだ。月日は流れ、都会に住む一組の若い夫婦が田舎の村にやってきた-。ロングセラー「さくら」の著者が紡ぐ、ちっぽけな夫婦の大きな愛の物語。
前半はとても楽しく穏やかな気持ちで
のんびり の~んびりと田舎の風景を思いながら読み進みました。
お互いをとても大切に思っている
仲の良い微笑ましい夫婦のお話。
と思っていたら、後半の展開が・・・
心がざわざわしたりもしたけれど、
なるべくして行き着くのは
温かなラスト。
図らずもいろいろな夫婦の形を知ることになる
意外な物語でした。
しかし、西さんはあだ名や名前をつける天才やな。
by childrenmammy
| 2011-04-21 23:35
| BOOK