2011年 11月 06日
悪人 |
出演: 妻夫木 聡 深津絵里 岡田将生 満島ひかり 樹木希林
監督: 李 相日
(「キネマ旬報社」データベースより)
吉田修一のベストセラー小説を、妻夫木聡と深津絵里主演で映画化。
孤独な魂を抱えたふたりの男女、清水祐一と馬込光代は偶然の出会いから愛し合うが、祐一には光代に話していないある秘密があった。
―モントリオール世界映画祭 最優秀女優賞受賞作品ー
第34回日本アカデミー賞最優秀賞最多5部門受賞!!
主演男優賞/主演女優賞/助演男優賞/助演女優賞/音楽賞
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
072 悪人
妻夫木くん渾身のものすごい作品だと予感していました。
だからこそ、怖くてDVDをレンタルするのをためらっていました。
今夜、テレビにて放映されたものを鑑賞。
引き込まれた。
引き込まれたなんてものじゃない。
事実を見てしまった気がした。
それぞれの人間の事実の記録を、つぶさに見てしまった気がした。
そして、言葉をなくして黙り込んでしまった。
なんだ これは。
なんとすごい世界。
監督、役者、なにもかもが超越している。
丁寧に丁寧に作り上げたものを
削って選んで編集して作品にしてゆく
その間に削られたもの
さらに、テレビ放送するにあたって削られたもの
おそらくあるのだろう
それでもこれなのだ。
どれだけの情熱を持ってして映画は作られるのか。
鳥肌。
これはなんとしてもDVDを借りて見直さなくては。
by childrenmammy
| 2011-11-06 23:59
| 映画