2008年 10月 11日
あかりの話 |
この家の設計の時のこと。
分厚いカタログを何冊もひっくり返しながら、
家中のあかりを決めていった。
でも、どうしても どうしても決められなかったのが
ダイニングテーブルの上のあかり。
私のイメージするやわらかなあかりがどうしても見つからない。
打ち合わせの事務所を飛び出して(イメージ。笑)
私たち家族は、あちこちのお店やショールームを回った。
何箇所回ったのか覚えていないほど。
敷居の高い、普段なら絶対に入らないようなところから、
量販店の電器屋さんまで、それはあっちこっち。
それでも、見つからない。
まったくちがう。。。
もうええやん・・・と諦めムードの漂う家族を尻目に
私は、もうちょっと、もうちょっと、とお願いし続けた。
そして、ある日訪れた小樽市内のガラスのお店で出逢ったのだ。
じっと 見つめれば見つめるほど、心に響いてきた。
これ! これがいい!
丁寧にパッキングされたものを膝の上に抱えて、
家路に着いた車の中、
彼も子供たちも「よかったねぇ。。。」と、ほっとしていた。
(やっと決めてくれたか、やれやれ・・・と思っていたことでしょう)
そんな顛末の末に、こうしてここであかりを灯してくれるライト。
(設置もだんなさまがやってくれました)
毎晩、やわらかな光で包んでくれます。
ふんわりとやわらかなガラスの縁のウェーブが、
見れば見るほど うっとり。。。
ウイスキーなど飲みながら眺めると、さらにいいのです。^^
きっと ひとつひとつ手仕事で作られているガラス
どうやってこしらえるんだろう。。。
その工程を思い浮かべるのも 好きな時間なのです。
これは寝室のあかり。
本で見たヴィンテージのビーズライトに憧れて、自分で製作。
彼には不評でしたが、自己満足です。。。 ^^
by childrenmammy
| 2008-10-11 14:01
| 雑貨インテリア